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  • 執筆者の写真長島司

夏期講座②

夏期講座2日目、暑い日が続いています。

前回は数学と理科について触れましたが、今日は社会を行いました。


よく言われている通り、単純な暗記だけでは点数が取りにくくなっているのは間違いなく、入試や習熟度テストを見ていても考えさせる問題が多くなっていると感じます。

現代社会のニーズとして、覚えることの比重が小さくなり、考える・読み取る・分析する力が求められているのだと思います。


では社会の勉強で何をすべきかというと、これまたよく言われていることではありますが

教科書や資料集に載っているデータに目を通しそこから読み取れること(関連性)を考えることです。


例えば、世界の人口ランキング、面積ランキング、穀物生産量ランキングを見ると似たような顔ぶれが並びますが、それは何故か考えてみる。

もちろん完全な正解は無いですが、面積が広ければ人もたくさん住めるし、沢山の人が暮らすには食べ物も沢山育てる必要あるよなーとか

そこから少し発展させて、人口と穀物生産量は比例に近い関係にあるのかもしれないと考えてみたり

ロシアとカナダは面積ランキングの1位2位だけど人口がそうでもないのは、寒くて住めない土地が多いからなのかなーとか


単純な暗記ではなく、自分なりでいいので関係性を考えることによって記憶に定着しやすくなります。


何故そうなっているのか、自然界の原理原則を学ぶのが理科であり、人間の活動から考えるのが社会である、とここまで書いていて思いました。

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