コロナ禍となり3年が経とうとしています。
この3年で教育の現場ではオンライン化が大きく進みました。
もはや現場に授業は必要ない、一流の講師が練りに練った映像を撮影し、それを流せば良いんじゃないかという声も聞かれます。
またYouTube上では大手予備校講師や東大生などが、その看板を引っ提げて授業動画を上げています。もちろん中には、私にとっても勉強になる動画や学び直しの役に立つ動画もあります。
しかしコメント欄まで目を通すと
「学校だとわからなかったけどこれを見たらわかった!」など危険な兆候が。
確かに分かりやすい授業の危険性は、学んでいる最中の中高生には気づきにくいものです。
はっきり言って神授業とは
「内容が簡単すぎる授業」
のことです。
内容が簡単すぎ、本質に迫っておらずうわべだけであるが故にわかりやすいと錯覚を起こしてしまいます。
残念ながらそのような動画を何本見ても、脳に負荷がかからず成績は伸びません。
少なくとも高校以降の勉強は義務教育ではないので相当に難しくなります。
「なにこれムズ」とか「訳わからん」を大事にしてください。
その脳の悲鳴が成長のチャンスです。
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