「百聞は一見に如かず、百見は一試に如かず」
高校時代の化学の先生の言葉です。
この仕事をするようになって、少し実感が持てるようになりました。
例えば、中学理科の問題では「ガスバーナーを付ける順序」や「顕微鏡の使い方」といった問題が出題されますが、
使い方を百回説明されるより、自分で一回使った方がずっと頭に残ります。この場合、体で覚えるといった方が良いかもしれません。
実験上の注意を問う問題も、それを怠った場合にどうなるのか、身をもって体験していれば強く印象に残るはずです(これを実際にやるのは難しいですが)。
突沸を実際に経験すれば、沸騰石を入れる理由を問う問題は二度と間違えないでしょう(突沸の動画はコチラ)。
どんなに塾で分かりやすく説明しようと、学校の実験から得られる経験には及びません。
学校の授業(特に実験)には、前向きに取り組んでほしいと思います。
Comments