長島司
ナゼお洒落な塾でなければならないのか
ここ最近のインスタの投稿は、塾の内装や設備について、お洒落であることを前面に出して伝えています(つもりです)。
なぜオシャレな塾を目指すのか、今日はそれについて書きたいと思います。
まず私は、授業は以下の3つの要素が重要であると考えています。
①何を伝えるか(ソフトウェア)
②どのように伝えるか(ミドルウェア)
③伝える環境(ハードウェア)
そしてどれか一つでも不十分であれば、生徒にストレスを与え、集中力を奪い、学力向上の妨げになるとも思います。
これまで教育業界では、
①に関しては教材研究で
→どのような問題を通じて(アプローチで)授業をするのが効果的なのか
②に関しては授業指導で
→話し方、間の取り方、発問のタイミングや方法など
公教育、民間を問わず多くの教師が向き合ってきました。
しかし③についてはどうでしょう。
いかに伝える内容が優れていて、メリハリのある良い授業だとしても、蛍光灯がチカチカし机がグラグラしていたら授業の内容は頭に入ってこないでしょう。
これは極端な例にしても、③の重要性やそこへのアプローチが弱いということは感じて頂けるのではないでしょうか。
(そう考えると新しくなった佐田中の③は非常に優れています。踏み入れると気分が明るくなる玄関やあの開放感はぜひ真似したいです。)
③が重要だと思う一番の理由はその即効性です。
①②は毎日コツコツと研究し、考え、実践し、少しずつベテランと呼ばれる教師に近づいていきます。当然、そこに至るには長い長い時間がかかることも分かっています。
しかし③だけは、インテリアを、レイアウトを変えたその日から変化が現れます。
なんとなく気分が上がる、ワクワクする、前向きになる…
そんな行きたくなる塾であるためには、オシャレであることは必要不可欠だと思います。
昨今、従業員にとっての居心地の良さが生産性を上げる、イノベーションを生み出すということでオフィスのデザインが注目されています。
それは教育の現場でも同じではなかろうかと思うわけです。